神崎美柚のブログ

まあ、日々のことを書きます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

これからについて

とりあえず、VOCALOID学園を書き上げたいと思っていますが、なかなか難しいです。ハワイ編はかなり端折る可能性もあります、ごめんない美しき悪魔は構成だけ考えておきます。

VOCALOID学園 第28話「消えた少女」

私はいつもどおり目覚める。そして、声をかける。 「おはよう、リリィ」 でも返事がない。早起きのリリィにしては珍しい。しかも高等部の入学式なのに。 「・・・?」 起き上がってリリィのベッドを見るものの、誰もいない。お散歩?と思ったが、リリィの机…

VOCAOID学園 第26話「さよならのバレンタイン」

もう、最後にしよう。私はそう決めてマユとは別に一人でチョコを作る。 「レンくん、喜ぶかな・・・」 少しさびしい。 今年も朝からデル先輩へチョコ渡しが凄いのでネルたちの部屋にいた。 「私たちは友チョコ交換だけだねえ」 「うん、でもリンちゃんとか中…

VOCAOID学園 第25話「ハッピー☆クリスマス」

VOCALOID学園 第24話「会長は誰!?」

「後はよろしくなのでーす」 「なのでーす」 ミキ先輩たちが生徒会を仲良く引退した。 「やっと馬鹿が消えたぜ」 「ダン、タバコだめだよ」 「シガレットだっつーの」 ただ、問題なのは会長。ハクもネルも鳥音も目をそらしている。 「ミ、ミクが適任じゃない…

VOCAOID学園 第23話「疑惑の文化祭」

「理事長、今年も成功させます!」 「おお、任したぞ」 私たちは文化祭が始まる前に理事長の部屋へ。理事長は笑顔で迎えてくれた。ミキ先輩の挨拶が終わり部屋を出た。 「ピコくん、緊張したよ~」 「ミキちゃん、大丈夫だよ。いつも可愛いから」 「んもう、…

VOCAOID学園 第22話「2人の進路」

「おい、そこのバカップル」 「ん?」 ミキちゃんと久々にポッキーゲームをしていると、マキさんが呼びにきた。 僕がマキさんに目をやってると、ミキちゃんが先に食べ終えた。つまり・・・。 「ぬわああああああ!」 メモを置いてマキさんは疾走した。 「ピ…

VOCALOID学園 第21話 ハッピー☆サマーバケーション~そうだ、ハワイに行こう!~

「ねえ、お父様。レンくんを連れていってもよろしいかしら?」 「はっはっはっ!構わないよ。マユが好きな人なら尚更だ。もし付き合いだして結婚も考え出したらあちらの家族ともハワイへ行こうではないか」 「それ素敵ね!」 夏休み。私たちの家族は毎年恒例…

VOCALOID学園 第20話 ハッピー☆サマーバケーション~そうだ、海に行こう!~

「うへえ、私だけぇ?」 「ミク、頑張って」 「うぅ・・・」 この学園は勉強熱心ではないため、特に成績の悪い者のみ夏休みに補習があるのだ。ちなみに始業式は9月になってから。 私はなんとか補習に通う。(夏休み中はネルたちの部屋に泊まらせてもらって…

VOCALOID学園 第19話 「がくぽの選ぶ道」

神威がくぽ、36歳。4月からテトと入れ替わるようにニートとなってしまった。カイトが元々住んでいた家を譲ってくれたから助かった。なにせ、今まで黙っていた両親が「家を出ていけ」と拙者に突然言ったのでござるから。 「ところで、がくぽ。僕を何で呼び…

VOCALOID学園 第18話「U」

「テレビに出れるよ~」 マネージャーの琴葉葵さんがそう告げ、入ってきたのは2枚目をどうするかと話し合っている最中だった。 5月。少し鬱(いわゆる五月病?)なテトさん以外目を輝かせた。 「おおっ!」 「デビュー曲がかなり売れたから今度出してもら…

VOCALOID学園 第17話「揺れる恋ゴコロ」

「レンくん~!」 マユがレンくんにくっついてる。私は寝不足でくっつかない。 「リリィ!どうしたの?テスト、自信ない?」 「う、うん・・・まあね」 「ん、でも大丈夫だよ!」 「とにかく寝させて・・・」 変なの、とマユは呟きレンくんの元へ戻った。 最…

VOCALOID学園 第16話「トラブル転入生」

「レンくん!今年も一緒だねっ」 「あ、うん」 「・・・レン?二股しないでね」 「リン、そんなことしねえよ」 「ふふっ、冗談だって」 私はいい気分じゃなかった。マユに対するレンくんの反応がどんどん変わっていく。マユのことを好きになってる。やだっ・…

美しき悪魔 第6話「裏切り」

「え?力を戻せ?何を言ってるんだ」 「中流悪魔・セイラント=アグスフォーンとレイラント=アグスフォーンが人間界を破壊しようとしているのですよ」 「・・・知らんぞ。お主が死んでも」 「構いません」 マーチュリアルは眩い光に包まれた。そして、現れ…

美しき悪魔 第五話「崩壊」

わらわは自分が強い、ということを自覚しておった。じゃが、セイラはそれ以上じゃった。 『きゃはははは!どうしたのぉ?なまっちゃったかなあ?』 しかもみちるという小娘も遂に悪魔になった。これはマズイ。 わらわは35回以上戦っているが今回は・・・負…

美しき悪魔 第四話「全面対決」

マーチュリアルらしき人はニヤリと笑った。 「確かにわらわは殺人鬼じゃった。じゃがのう、わらわは妹が亡くなってから初めて命の大切さを知ったのじゃ」 『「だから?」』 「わらわは妹と同じく床にふせっている少女につくことを決め、悪魔をやめたのじゃ。…

美しき悪魔 第三話「連続殺人」

次の日。下駄箱で靴をはきかえてると、早起きで有名な根本さんの靴がなかった。 「あれ・・・根本さんがいない」 「・・・根本さんとかテニス部メンバーは先輩も含めて行方不明らしいよ」 嗚咽をあげながら必死に説明してくれる女子。そして、嗚咽をぴたりと…

美しき悪魔 第二話「因縁の対決」

調理室に行くと戦いはまだ続いていた。ただ、敵の方が圧倒的に勝っていた。 「大久保!お前も来てたのか」 「春樹・・・」 「会長はほら、メンツがあるから来れねえ」 「そう・・・」 春樹はツラそうだった。麻智子に一目惚れしているだけある。 『ほらほら…

美しき悪魔 第一話「妖しい転入生」

2年1組は今日も賑やかで楽しかった♪、と私は日誌に書き込む。麻智子たちを待たせているので急がなければいけない。 『放置すればいいじゃなあい?そうすれば楽になれるわ』 「・・・うるさいなあ」 悪魔が脳内で囁き始める。 『あらあらん?そんなこと言わ…

メイコの青春ライフ 第一話「幼馴染み」

※VOCALOID学園のメイコ、カイト、テト、がくぽの中学生時代のお話。ちなみにこの当時、入学前にテストはなく普通の学校と同じわけかたをしていた。 今日は璃々杏学園中学部入学式。担任は誰かな。 「担任のミリアです。ええと、今年教師になったばか…

魔法学院探偵部 第5話「謎の恋文事件」

穏やかな日々が戻った。新学期も始まった。私のスマホにはしばらく先輩から連絡が来ていない。 「心配?」 「ん、まあねー。恵美子こそどうなの?」 「最近、読めてなかった推理もの全部読めちゃった。それぐらい暇になっちゃってさあ」 恵美子とは毎日一緒…

魔法学院探偵部 第4話「図書館に潜む謎・解決編」

とりあえず私達は図書館にある閲覧室へ。 「ええ!?恵美子さんが依頼を!?」 「ん、まあねー」 「ローザ、か・・・」 先輩は本当に美女に弱い。恵美子さんが先輩の脇腹をつねってたため先輩はナンパしなかった。しかしそれを知ってたのも初対面じゃないか…

魔法学院探偵部 第3話「図書館に潜む謎・調査編」

私は今日、先輩と一緒に図書室館に来ていた。ちなみに私は梅田さんたちの協力の元、全快した。 しかし何を調べるんだろう? 「先輩ー!何を調べるんですか?」 「少し黙れ」 ここの図書館は広い。ヘタしたら迷子になる。 目の前にゴスロリの服を着たお人形さ…

魔法学院探偵部 第2話「連続通り魔事件・解決編」

博士の研究室に移動し、その優れた(?)パートナーを見せてもらう。 「これが記念すべき001。ペニシリンちゃんって今は呼んでいるわ」 「ふむふむ」 一応私はメモしていく。 「002、003。そして今はいない004」 すると奥の部屋から3人出てきた…

魔法学院探偵部 第1話「連続通り魔事件・発生編」

「あー暇やねえ」 「先輩。それを平和って言うんですよ」 「分かっとる」 魔法学院という魔法を専門的に学ぶ学校。そこにある部員2名の小さな部。それが探偵部。 先輩、と私が普段呼ぶこの男の名は上原裕二。なぜか方言を巧みに話す。 あ、私の名は練磨楓。…

お知らせ

明日から新作書くよ~! 大体決まってます・・・はい。読者3人とか嬉しいです、ありがとうございます ところで4月11日に登山するとか学校は何を考えているんでしょうね。本当にわからんわwww

VOCALOID学園 第15話「ホワイトデー」

ルカ先輩がいなくなった。大学部に進学しない生徒の荷物が寮から消えた。あたしは少し寂しい。 「うへえ、あたし3年生になったら先生のクラスなんですか?」 「文句言わない。僕は嫌かもしれないけど、友達がいるでしょ」 「うーん、そうだけどさ」 「では…

VOCALOID学園 第14話「お別れ(後編)」

パーティの食事は全て、ミキ会長が用意してくれることになった。最初は「え~私の料理、ピコ君のためなんだけど・・・」とぼやいていたものの、「ミキちゃんの料理、美味しいからみんなにも食べてもらいたいよ♡」「ピコくん♡」「馬鹿じゃねえの?」となり、…

VOCALOID学園 第13話「お別れ(前編)」

今日は卒業式。終わったら、生徒会メンバーとお別れ会をすることになっている。 「思えば私、クラスメイトに何にも誘われてないわね・・・」 生徒会に誰も参加したがらなかったのは、私を皆が高嶺の花として尊敬しすぎたということからというのもだいたい分…