アイナと朱莉 アイナの帰郷
「アイナ~!!どこ~?」
朝起きたら、アイナがいない。どうしたのかな…?
「ん?手紙?『To朱莉 しばらく故郷に戻ります。心配しないで。 Fromアイナ』え…?」
アイナの故郷といえば、魔法を取得するのが違法のニンフ国。出ていってから、1度も戻ってないらしい。
なんでいきなり…?
気づくと泣いていた。私にはお母さんやお父さんもいない。いるのは、従兄弟が1人だけ。
アイナは両親は健在だし、姉もいるとか。いいよね。
「ワタシノチカラ、カソウカ?」
「誰…?」
「ワタシハ、【嫉妬】ヲアヤツルアクマ。ノゾミヲ、カナエテヤルヨ。」
「……本当に!?酒飲んでいい?」
「アア。ケイヤクスレバ、ジユウダ。」
「わーい!!」
「フフフフ…」
ー続くー